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わたし淳弥くんと駆け落ちします。

わたしはJr.担にだけはならない。そう2ヶ月前まで吹聴していたわたしが中間淳太くんから朝田淳弥くんに担降りしたのは今年の3月末だった。

 

まず、わたしはJr.担にはなりたくないとずっと思っていた。その理由が前に好きだった金内柊真くんの退所がある。ジャニーズWESTを好きになって関ジュにも興味を持ったわたしは松竹座に少し足を運ぶようになった。クリパ2回、春松竹に1回。でもそれで柊真くんは見納めだった。こんなに推されていてレギュラー番組も抱えている子が辞めてしまう世界なんだと恐ろしくなった。それでも気になる子を見つけてしまう……これが松竹座の怖いところだ。

 

ジャニーズWESTのパリピポコンで偶然「淳」の字のうちわを持って手を振ってたらファンサをもらってしまい淳弥くんみたさに2015年の少年たちに2回足を運ぶ。軽い気持ちだったのにここからどっぷりハマっていく。というより焦燥感だった。「いつかいなくなっちゃう」「今応援しなきゃ」「今たくさん現場に行かなきゃ」という気持ちに煽られ2015年のクリパ期間中の12月に6回も大阪に行く。もう死にそうだった。週5学校、週5バイト掛け持ちで学校帰りに這って新幹線に飛び乗り、夜行バスで帰りシャワーだけ浴びてまた学校みたいな日々を送っていた。それでもわたしの中では「推し」という認識だった。あくまでも自担は淳太くん。雑誌を買っても真っ先に淳太くんのページを開いていた。

 

2016年のラッキィコンは自分でも本当に信じられないんだけれどチケットを交換してもらったり譲ってもらって全25公演に行った。今でも本当に信じられない。純粋に当たったり譲ってもらったものだから立ち位置とか全く淳弥くんの位置でもなく、スタンドだったのでスタトロの淳太くんからのファンサをたまにもらえるくらい。淳弥くんにファンサをされたのは25公演中1公演。これが本当に嬉しくて嬉しくて。ただ指をさされただけなのに。正直このときに気持ちが揺らぎ始めてたかもしれないと今では思う。それでも頑なに担降りはしなかった。

 

夏松竹のANOTHERはインターンがかぶり、クリパはゼミのイベントがあったため思うように遠征することができなかった。ジャニフワでは毎週末大阪に飛んでボロボロになって体調を崩した。でも忙しさから解放される松竹座という空間の魔力は凄まじくてどんどん熱が上がってたように思う。よく恋愛で「会えない時間が愛を育てる」とかいうけど多分そんな感じ。ドル誌も淳弥くんのページを真っ先に開くようになってたし、もはや周囲には「淳弥担」って言われてたくらいだった。それでもまだ担降りはできなかった。

 

淳弥くんを応援したくなる理由はどのJr.もそうだと思うけれど「夢に向かって頑張ってるところ」だ。大学に行きながらアイドルとして頑張る淳弥くんのと叶えたい夢のためにもがいている自分に何処か投影したりしてるんだと思う。デビューしている淳太くんに自分を投影するにはものすごく距離を感じて遠いけれど、淳弥くんには等身大を感じているんじゃないかなと思う。「淳弥くんが頑張ってるからわたしも頑張ろう」的な思考になりやすくて応援することで自分も前に進めるという関係性を自ら作り上げている。

 

担降りに拍車をかけたのが2017年の春松竹期間に海外研修に行ったことだ。ジャニーズの現場を優先してスケジュールを組んできたわたしが大阪よりヨーロッパを選んだ。ジャニーズ以外に楽しいことを見つけたいなって気持ちが強かったんだと思う。もちろん有意義でものすごく楽しい旅行だったけれど帰ってきて変わったことが「担降り」だ。ローマから静岡に直行してなうぇすとコンに入ったとき双眼鏡は淳弥くんにロックオンされていた。3月末の5日間大阪遠征の際に席の近くに淳弥くんがきたとき「淳弥担になろう」という覚悟が降ってきた。

 

ジャニーズWEST中間淳太くんの担当になって3年目になろうとしていたのに…ヒルナンデスに関西でのレギュラー番組、Netflixでのドラマなど着々と仕事が増えて行くこれから楽しくて楽しくて仕方ないはずの淳太くんから何故?と自分でも思う。インテリでお金持ちで仕事がたくさん舞い込んでくる安心安泰の旦那から不安定な若い子に浮気の末駆け落ちする感じだ。淳太くんは今でも大好きだし(って言ったら淳太くんめっちゃ怒りそうだしそういうのマジで嫌いそうだけど)担降りした今でもテレビとかなにわぶ誌とか雑誌はチェックしている。でも全部は追わない。ある意味、追いきれなくなって担降りしたところもあるかもしれない。

 

担降りして1ヶ月半。運動会にJr.祭り大阪と不在現場を経験して「嗚呼、これがJr.担なんだな〜」と痛感しているところである。東京ドームで地団駄を踏みながら、城ホのおみくじHAPPYで泣きながらJr.担修行の最中。6月には初めての外部舞台『銀二貫』があるし、これから「淳弥担」として楽しんで行きたいなと思っている所存です。

 

 

 

 

ジャニヲタが知っておくべき新三大「関西の死神 吉岡廉の魅力」

皆さまは関西ジャニーズJr.の吉岡廉くんをご存知でしょうか。

1998年生まれの18歳、高校3年生の2012年入所の関西ジャニーズJr.なのです。

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今夜はそんな吉岡廉くんについてご紹介。
題して
「新三大 関西の死神 吉岡廉の魅力」です。

 

まず有権者の方々に訴えたいのは吉岡廉くんは一見悪そうな男であるということ。(失礼)かなりポーカーフェイスで笑い方もニヒル。特技は日本2位になったことのあるボクシング、ステージ上ではベースなんか弾いちゃってるもんだからイケイケチャラチャラな悪い男のイメージが染み付いてしまっているのであります!

 しかし、そんな廉くんのイメージを払拭する出来事が2016年の春松竹にて起きたのであります。それは桜曲メドレーの最中に観劇中の友人が息絶え絶えに呟いたのです。

「吉岡廉が…風雅ちゃんと…戯れてる…」

大西風雅ちゃんというのは入所したばかりの13歳の可愛らしい男の子。

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双眼鏡でその様子を覗くと風雅ちゃんと向かい合って暖かい目で微笑みながら一緒に踊る吉岡廉くんの姿がありました。それはまるでヤンキーが放課後捨て猫にご飯をあげているみたいだったのです…

強面イケメンに見えて意外と面倒見がよいということが見え隠れする出来事だったのであります。

というわけでこれを、「新三大 関西の死神 吉岡廉の魅力」の一つとさせていただきます。

 

次に有権者の皆さまに訴えたいのが、ボクシングもやるニヒルなイケメン吉岡廉くんのイメージを大きく変えるエピソードが2016年のTVfanでの関西ジャニーズJr.の連載「めちゃかん」にて明らかになったということなのであります。

その回の記事は吉岡廉くんと大谷怜爾くんの対談。

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大谷怜爾くんは吉岡廉くんと同い年。勉強が得意な可愛らしい感じの関西ジャニーズJr.です。この二人が仲が良いというのは知っていたのですが衝撃的だったのが

「廉は3時間遅刻しても待っててくれる」

という記事だったのであります!!!

「廉が3時間遅刻しても待ってる」ではなく「廉は3時間遅刻しても待っててくれる」のです!!Rhen was waiting for Reiji three hours.なのです!!なんと言う!!!なんと言う優しさ!!!怜爾くんが寝坊して3時間待ち合わせに遅れても待っている男、吉岡廉なのであります!!

 ポーカーフェイスイケメンなのに優しさを併せ持つまるで少女マンガに出てくるような奴だったこの件を「新三大 関西の死神 吉岡廉の魅力」の一つとさせていただきます。

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最後に、有権者の皆さまに訴えたいのが吉岡廉くんがあの国民的マンガのキャラクターに似ているということなのであります。さっき言ってた少女マンガに出てくるみたいってこと?とお思いの方々。いやいや、そうではありません。

その事件が起きたのは2016年の松竹座で行われたX'masShowなのであります。

日替わりMCで呼ばれた吉岡廉くんはメインメンバーに「アレ?廉、デスノート出てた?」と言われ「それはレムやな」と答えたのです。

そう、吉岡廉くんはデスノートのレムにクリソツなのです!

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少し面長の顔、長すぎる手足、猫背、そして少し細身の腰!!!まさにレムなのであります!!それからTwitter上では「死神」とか「吉岡レム」とか「目を交換したらJr.の寿命が見えるようになる」とかいう呟きが多発。瞬く間に吉岡廉はレム問題が広まったのでした。

この公演では西畑大吾くんがパフォーマンスするSexyZoneの「ghost」という曲のバックについていた吉岡廉くん。ハリーポッターの吸魂鬼のような衣装を纏いまさに死神のようだったのです。ちなみに、吉岡廉くんは元気よく踊るポップな曲よりもガツガツ踊るかっこいい曲の方が魅力的なので是非チェックして頂きたいです。

さて、そんな吉岡廉くんなのですが同世代の括り通称DK組とダンスパフォーマンスをするだけでなくバンド組も掛け持ちしベースも弾いております。2016年には炎の体育会TV(TBS系列) でも地上波でお茶の間に姿を現し、得意なボクシングを披露することであの鬼教官KAT-TUN上田竜也監督にも気に入られているのです!

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これからも活躍の場を広げてくれることを期待しております。皆さま、ご静聴ありがとうございました。

 

(筆者は吉岡廉担ではないのですがめちゃくちゃ語ってすみませんでした。)

なうぇすとの感想と見どころ

今年も始まりました!年始からジャニーズWESTのコンサート。個人的な感想と見どころを自分のためにもメモ程度に残しておこうと思い書きます。ネタバレ含みます。

 

まずステージ構成。前回の『ラッキィィィィィィィ7』と同じメインステージ、センターステージ、バックステージの構成。今気づいたけどタイトルで干支をいじるのやめたんだ…まあそれは良いとして!

 

前回と大きく異なるのはステージセットである。前回は派手めなカジノ?を思わせるような装飾が施されていたのであるが今回はそういうものは一切ない。そのため始まる前は少し地味に感じるが、開演すると前回より凝った演出をするためだとわかる。モニターを用いた演出だ。ジャニーズWESTはかっこいい曲からおちゃらけた元気系ソングまで楽曲の振り幅が大きい。そのためにどちらかの装飾に偏るとどちらかの演出の妨げになることもある。今までの『一発目ぇぇぇぇぇぇぇ』、『パリピポ』、『ラッキィィィィィィィ7』はどちらかというと可愛らしいステージセットであった。今回の『なうぇすと』ではメインステージに大きな巨大モニターが1つとインスタグラムのような正方形のモニターが複数設置されておりそこに映像や画像を移すことで曲ごとにステージセットを変えたかのような演出をすることが可能だ。これは画期的でとてもかっこいい。

 

・オープニング映像

まるで召喚されるようなかっこいい映像。ただ順番が背の順ってのはかわいい。

 

・PARTY MANIACS

まさかなパリマニスタート。今回はかっこいいジャニーズWESTで攻めるんだ!っていう意思表示にも感じられる。巨大モニターが真ん中から開いて出てくる。まさに召喚。全然笑う曲じゃないのに楽しくなってちゃって笑ってるしげちゃんポイントなのでヨーチェケラ。

 

・Unlimited

 にこにこしげちゃんで始まるこの曲は爽やかでセンターステージで踊るのがすごくいい。「Let's go! Let's go! Hey!」のところの淳太くんがすごく好き。スカートかと思いきやロングガウチョパンツなのがわかりやすい箇所です。

 

・バリピポアンセム

前曲でしっとりしたのでここで温め直し。タオル振り回しながら外周回ります。「空へ羽ばたけブンブンブブンブーン」辺りから関ジュも出てくるので目が忙しい。私の推しくんの立ち位置は確かバクステ付近下手の外周。

 

・挨拶と煽り

神ちゃん→濱ちゃん→流星→のんちゃん→重岡→淳太くんはメインステージ。濱ちゃんが「好きに楽しんでってください」って毎回言ってくれるのがなんだか嬉しい。いろんなファンがいていろんな楽しみ方していいんだよっていう肯定の仕方は濱ちゃんらしくて素敵だなと思う。流星くんは千鳥の「わしじゃ〜!」のネタかレンタル救世主の「超イイ!」の煽り。レン救の煽りのときすっごい楽しそうなのがかわいい。淳太くんはお決まりの「ジャスミーン!ジャスミーン!」ってジャスミン王国の王様の登場です。かわいい。履ける前に「奥さん、未来の奥さん」って甘い言葉投げていくのもサイコー。そのあと次のシャツに黒パンツ衣装の照史くんがセンステから登場。「フゥ〜!」と湧く会場。淳太くんのあとだからか「黄色ジャスミンいっぱいおるな〜俺もやけど今日は仲良くしような〜」と謎のマウンティングをしてくる。あ〜ばど尊い好き。メンステでは関ジュがアンティークなオシャレな家具とスタンバイしていて、「関西Jr.も盛り上がってんのか〜??」と言われて元気にぴょんぴょんしております。横アリ公演では1人ずつ名指しでモニターに抜かれたり。照史くんありがとうございます…そのあと豚足ピースをするのですがこないだリチャに直してもらうまで今江くんは普通のピースをしていました!

 

・King of Chance

曲のイントロで関ジュとハイタッチやグータッチする照史くん。淳弥くんはときどき必死にソファーの埃はらうフリしてる。しげちゃんはドレーッサーの前で末様にアクセサリー?かなんかを勧められている演技。ばどは上手でシャンパングラスを手にしていて勝手に湧くばど厨V.I.P.過激派。神ちゃんがトランペットで登場。超かっこいい。スゲーって顔で見てる今江くんかわいい。淳太くんの白リボンタイがめっちゃ良い。関ジュはベストを渡したり、ジャケットを投げたり、マイク渡したり、セット片したり。淳弥くんはたぶん照史くんにベストを渡して(他のメンバーは割と着せてるんだけど照史くんは自分で着る派みたい)、しげちゃんにジャケット投げて、照史くんにマイク渡してる。

 

・You're my Treasure

個人的には嵐の2003年くらいのときの曲調と似ていてすごく好き。ジャニーズWESTの歌のうまさが際立つ楽曲。

 

・CHO-EAXTCY

腰振りアップになるお惣菜ソング。濱ちゃんと照史くんの腰振りがエロすぎてちょっと見れない。淳太くんは妖艶な腰振りでよく天を仰いで悩ましそうなに頭抱えてる。しげちゃんたまにニヤニヤ笑いながら恥ずかしそうに腰を回すからドキドキして死にそう。神ちゃんに引き連れられてセンステに移動。花道で恍惚な笑みを浮かべて歌いながら淳太くんがハート描いてる姿いとおかし。

 

ダンスパフォーマンス

たぶんサマステでLove-tuneが使ってたのと同じ楽曲。照明もかっこよくて何が始まるの?!?!と期待していると上からワイヤーでアイスクリームの被り物が降りてくる……このときしげちゃんニヤけるの必死にこらえてる。

 

・Mr.Summer WEST

2016年のサーティーワンのCMソング。ミニバイクに乗って外周を回るが先陣切る淳太くんは乗りこなせてなくてめっちゃヒヤヒヤする。カーブできない、外周の高低差を登りきれない…センステで照史くんに後ろから追いかけ回されたりしている。メンステには関ジュが1列になって踊っている。「オレ!オマエ!とジャニーズWEST!」の振り付けがかわいい。たまにしげちゃん、のんちゃん、照史くんあたりがリチャとか丈一郎に突っ込んで事故りそうになっている。

 

・粉もん

バクステで被り物をたこ焼きにチェンジ!まさにたこ焼きマントマンって感じ!関ジュも大移動するので彷徨う視点。 名前呼びコールのとき、爪楊枝のぶぶんをあかん感じで握ってさすっている淳太くん…

 

大阪弁ら〜にんぐ

ワキ毛見放題曲!!!白タンクトップで腕全開にあげるのでワキ毛パラダイス!!!振り付けがかわいいし、例文を読まされるので参加型で楽しい。元気いっぱいの関ジュのダンスもかわいいので是非見て欲しい……淳弥くんと真鳥くんは下手側の花道にいる。双眼鏡で覗くより一緒に踊った方が楽しい曲でもある。

 

・ギラギラブベイベー

昭和歌謡のような懐かしいチューン。チンピラみたいなシャツに個性豊かな帽子をかぶってリフターと外周回り。WESTはあんまり踊らないので関ジュの「ラブラブしてるぜぇ〜」のところ必見。しげちゃんはリフターの寄っ掛かるところと帽子でマイケルジャクソンの真似みたいなのしててめっちゃかわいい。「心のままシェケシェケなベイベー」のとこ歌わされるんだけど双眼鏡覗いてると忘れがち。最後の大サビのところしげちゃん足ガンガン地団駄?踏みすぎてリフター超揺れてる。

 

・MC

ばどが両端で安定感強い。スタンバイがあるため途中、淳太くん、照史、重岡がはける。濱田軍団が残る。この4人のトーク超緩くて楽しい。濱ちゃん、神ちゃんは宣伝アリ。

 

・無鉄砲ボーイ

しげちゃん丈淳弥はバクステ、淳太くん大橋末様は上手、照史くん古謝真鳥は下手。淳太くんと照史くんはフリンジのついた色違いの靴。関ジュもモニターに映るの嬉しい。特に照史くんは古謝くんとまとくんが邪魔するみたいな演出があってたくさん映してくれるの優しいしかっこいい。センステに集合してカメラが取り付けられたマネキンとイチャイチャするんだけど、しげちゃんがめっちゃ下手っぴ。イチャイチャするのが下手なのも良いしカメラにうまく映らなくてめっちゃ可愛い。しげちゃんらしくてちょっとほっこりする。カメラ自撮り大賞は照史くん。マネキンとイチャイチャさもリアリティある…淳太くんはマネキンと絡むのがめっちゃかわいい。唇のどアップもあるし!淳弥くんの「びびっびー!×3」のところは表情を変えてきてスーパースペシャルアルティメイテット可愛いので見て欲しい。

 

 ・雪に願いを

神聖な空気になる…ペンライトは何を持つのかは個人の自由だけどこのときばかりはみんな奴ペンラで白が揃ったら綺麗だな〜と思ってしまう。はまこたは絡んでるの可愛いなぁって印象だったけど2人でパフォーマンスしたらこんなに素敵なんだって感動する。チラチラっと目を合わせてるのサイコー。

 

・関西ジャニーズJr.コーナー

  ロマンティック

ギェエエェエエエ!!!最高。欲を言えばC&Rしたかった……君はロマンティック〜で淳弥くんがモニターに抜かれるのありがたい。DK組がアウトロでギターとかのフリしてるの超可愛いので注目。

  Hair

Funky8のパフォーマンス。真鳥くんが振り付けとのことでまたたくさんお腹を見せてくれます。リチャくんがめっちゃかっこいいんだけど英語のラップしてるのに「あ、そういえば英語喋れないんだっけ」って思い出すと可愛くて笑ってしまう。センステでストリップショーが行われるのであるが座席によって見える裸のメンバーが違う。リチャくんの腰振りが一番エロいと思う。丈はウエストが細い。まとくんバッキバキだしもう抱いて。末様チャラすぎてヒェーッて感じ…今江くんの身体一番すごい。板チョコ。個人的には大橋くんの身体が好き。あんなに可愛い顔で幅があって薄いみたいな。ただライトで乳首を楽しめないのが残念。淳弥くんは脱いだときに襟が立っちゃうの愛おしい。以上のことからわたしは古謝くんがよく見える席に入っていない。

 

  UME強引オン!

DK組合流。「ウーッハイハイ!」っていうコールできるのがすごい嬉しい。夢の階段駆け上がる大橋くんの脚がすごい。

 

・エエやんけェ

にしきのあきら風そうめん衣装。アカンLOVEよりもサビの振り付けは簡単!2番の智子とこたこがメーッチャ可愛い。うつ伏せになって足バタバタさせてるんだけどその連番した友人の言葉を借りれば「智子は足の先まで可愛い」。さて、問題は桐子である。関ジュはお立ち台の横で踊っているのだが、照史くんは大晴ちゃんと吉岡廉も一緒に乗せてあげる。大晴ちゃんを脱がせて腰を振る吉岡廉のお尻を撫でるor揉むんですわ。是非見てください。無鉄砲ボーイでも記述したけれど照史くんの関ジュを演出に巻き込んでくれる芸素敵っす。

 

・アカンLOVE〜純情やで〜

パラパラ2連チャン。淳太くんが「アカーン!」のところをアレンジしたりするのが楽しみ。たまにしかやらないけど。WESTの真似をして踊らされるところで関ジュが一生懸命モニター見て真似をするのを双眼鏡で覗くという新たな楽しみ方を見出した。バクステ寄りの花道で一際変な踊り方をしている石澤晴太郎くんすごい。双眼鏡見なくてもわかる。

 

・ホルモン〜関西に伝わりしダイヤモンド〜

脱いで欲しい〜〜今回WEST一曲も脱がない〜〜脱いでくれ〜〜という痴女の嘆きはさておき、ラキセよりも進化を遂げた関ジュのガムシャラっぷりに注目。「どんな道でも楽じゃない」でスタンバイしている今江くん?をいつも淳太くんが楽しそうに見ている。そのあとの今江くんめっちゃ激しい。「酸いも甘いも味わって フゥ!フゥ!」で投げキスしてる末様、まとくん、淳弥くん。「イケる男〜」で髪の毛搔き上げるまとくんは必見!!淳弥くんは耳にかけてます。サビまで歌うと、神ちゃんと流星Funky8がはける。ガムシャラな楽ちゃんがお気に入りな淳太くんと、自分より元気に踊る?大晴ちゃんを前に出してあげたりするのんちゃん。

 

・I got the FLOW

パリピ。めっちゃパリピ。怖い。流星くん帽子から前髪出てる方が可愛くて好きです。バックにFunky8ついてるんだけど末まとのパリピッピ感しゅごい。パリピになりきれてない人たちはフリーダンスがぎこちないです可愛い。センターステージに登るまとくんかっこつけすぎてサイコーだから見て欲しい。

 

・Believer

下から召喚されてくる登場シーン超かっこいい。今回のコンサートでわたしの中ではかっこよさNo.1です。強そうなKAT-TUNみたいな衣装。淳太くんのゆるゆるタンクトップ、デカめのファーフード、色眼鏡からもう目が離せない。席によってはタンクトップから乳首拝める。

 

・one chance

煙にライト投射する演出かっこいいけど席によっては本人たちが見えなくなっちゃう…!前の曲からのつなぎとかすごいかっこいい。センステでやってくれて嬉しい。

 

・ええじゃないか

流星くんの「せーのっ!!」が初めて聞いたとき鳥肌立った。ジャニーズWESTって立ち位置格差とかあまりないから誰が掛け声やってもいいんだ!っていう感動と、去年のお仕事でみんな世間にたくさん知られたよね…という感慨深さ。それに、「せーのっ!!」って言われたら観客席から絶対に「ええじゃないか〜!」ってレスポンスのあるこの感じ。コンサート来てよかった〜!って思える。そうそう、大橋くんのええじゃないか元気すぎて楽しいので見るのおすすめです。ここから怒涛のシングルメドレー。

 

・ バンザイ夢マンサイ

・夢を抱きしめて

・バリハピ

前曲からの繋ぎがサイコーすぎ。少数派かもしれないけどバリハピ大好き勢なのでセンステでしっかり踊ってくれるのめちゃくちゃ嬉しかった。そうですしげじゅんがあるんです。淳太くんはいつも楽しそうで、しげちゃんは楽しそうだったり険しい顔したり変顔?したりしてます。あ〜しげじゅんしげじゅん!外周の関ジュちゃんたちも楽しそうに電車ごっこみたいなのしてるので目が足りない。

 

・人生は素晴らしい

7人揃って踊るところ見たかった…できたらサロペットで見たかった…という我儘。

 

・ズンドコパラダイス

でましたスーパー真鳥タイム!!パチンコでいう確変ですわ!!!フィーバー!!!って感じ!!!!上手外周にいるよ!!ファンサマシーン面白い!!!楽しい!!!見てるだけで幸せになれる!!!!

 

ジパングおおきに大作戦

最後におおきにで締めくくるの良い〜!!!バクステ下手でたまに吉岡廉にダル絡みするしげちゃんが見れる。

 

・挨拶

淳太くんが「明日からもみんなが頑張れるように」って言ってくれるの嬉しい。頑張る…まず家帰ったらちゃんと服をハンガーにかけてお風呂はいる…明日ちゃんと起きて仕事行く…ってなる。

 

・KIZUNA

全員の顔がモニターに映るとき、たまにしげちゃんがそれを振り向いて眺めてるんだよね。すごいにこにこしながら。ちょっと泣きそうになる。最後の濱ちゃんのパート?でしげちゃんが気持ちよさそうに聴いてるのかわいい。しげちゃんこの曲すごく好きなんだろうなって勝手に思っている。

 

アンコール

・100% I LOVE YOU

これも踊ってるの見たかった〜関ジュで供給してます。

 

・いま逢いたいからしょうがない

これも踊って欲しかった…昭和歌謡っぽいメロディーはWESTに合うなぁと思う。

 

・覚悟しろよ Summer

関ジュが半周ぐらい外周回るので気になる子がいたらここでチェックすると良い。横アリではスタトロ降りてからしげじゅんがよく通せんぼとかして遊んでるの見るの楽しかった……

 

・WESTコール

わたしの記憶が合っていれば関ジュがはけちゃってたときもあったんだけど、ジャニーズWESTと関ジュが手を繋いでコールするのがすごいよかった。このメンバーでツアー回りますって言ってくれたのもありがたい。

 

総括するとすごい楽しかった。2016年の関ジュのクリパもそうだったんだけど関西の面白くてかわいいみたいな演出が多いイメージをガツガツかっこいいので攻めてきてる。ラキセは面白くてかわいいが強かった感じがするから『なうぇすと』の魅せる演出が多いのがすごくよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

野島伸司の性癖

 「性癖」とは三省堂新明解国語辞典第七版によると、その人の行動・態度などに表れる、性質上のかたより・くせとある。その意味から派生して、フェティシズムというニュアンスも含む。野島伸司1988年のデビュー以来、26年間で企画も含め40以上もの作品を世に送り出してきた。トレンディードラマから社会派不幸ドラマ、そして現在のコメディータッチという作風の変遷があるものの、彼の作品には同じようなモチーフが繰り返し登場する。その性癖から野島伸司の変わらぬ主張が読み取れる。不幸ドラマ3部作のうち2作品『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』(1994 / TBS)、『未成年』(1995 / TBS)と近年の作品『理想の息子』(2012 / 日本テレビ)、『49』(2013 / 日本テレビ)を軸に野島伸司のメッセージを読み解こうと思う。

 野島伸司が繰り返し用いるモチーフはいじめ、同性愛、近親相姦、自殺など、奇抜なものが記憶に残る。野島伸司を語る上でもっとも重要で繰り返されるモチーフは「心優しく、脆い少年」である。そして野島伸司はいつだってこの「心優しくて、脆い少年」たちから居場所を奪うのである。中学生や高校生の少年たちにとっての居場所とは「学校」と「家庭」だ。いじめや家庭の崩壊を用いて、野島伸司はこの2つを残酷に徹底的に奪う。親に理解されず、友人に裏切られた彼らは孤独に耐えられず、破滅的になる。

 「心優しく、脆い少年」は他人の痛みに敏感で、その他人と比べると自分の痛みなんてたかが知れていると思っている。そして、他人の痛みにも自分の痛みにも傍観し耐えることしかできない。助けたくても、どうにかしたくてもそれが裏目に出るのではないかとびくびくして動くこともできない。そして、やりたいことや夢中になれることもない。一生懸命なにかに打ち込むことを恥ずかしいと思っている。そんな彼らは自己肯定ができない。その要因は「比べること」と「比べられること」にある。

 彼らは誰かと自分を比べている。そして誰かと自分は比べられている。『人間・失格』の誠(堂本剛)は父親の再婚相手のおなかにいる弟と、『未成年』のヒロ(いしだ壱成)は出来のいい兄と、『理想の息子』の小林(中島裕翔)はみんなに慕われる大地(山田涼介)と、『49』の暖(佐藤勝利)は社交的だった死んだ父親と。比べ、比べられることは嫉妬と劣等感を抱かせ、憎しみを生む。また、金銭的な豊かさという問題が必ず作品内に含まれる。『人間・失格』の誠と留加、『未成年』のヒロと順平、『理想の息子』の大地と小林、『49』の暖とサチのように登場人物に貧富の差を描き、裕福な人々は「お金がありゃ幸せってわけではない」と嘆き、貧しい人々は「お金さえあれば幸せになれるのに」と僻む。「比べること」と「比べられること」について野島伸司が強く描いたのが『未成年』の最終話のクライマックスである。主人公のヒロ(いしだ壱成)が犯罪を犯した仲間と逃避行をした末に辿り着いた学校のシーン、あの屋上での「未成年の主張」だ。

 「俺はずっと考えてたんだよ。俺達はなぜ生まれ、なぜ死ぬのか。けどいくら考えてもちっとも答えなんかでやしねえ。けど俺達はいつも何かを考える。花や木や虫達はそんなことを考えたりはしない。花はただそこに咲いているだけだ。ただ無心に精一杯咲いていつかは何も言わずに枯れていく。俺はそんな花が大好きだ。永遠じゃないから。いとおしく思って大事に水をやる。俺達も永遠じゃない。やがては誰もが死んじまう。ただ花と違うのは考えることだ。もっとたくさんの栄養を吸収したい。もっと太陽の光を浴びた。できれば一人で独占したい。嵐が来て他人が流されても。同情はするが助けることはない。俺達は同情が好きだ。俺達は他人の不幸が好きだ。俺達はいつもいつも自分を他人と比べている。いつもいつも小さい不満がある。孤独で自分の無力を嘆いている!もうそんな生き方はやめよう。初めからやり直すんだ。ただ自分の足元と空を見つめるだけでいい。ただそこに咲いている花みたいに。俺自身も比べられてきた。けど俺自身も友達のことを比べていたんだ。知らない間にそいつに同情してそいつを…友達なのに…デクを…あいつは許してくれた。だから俺も初めからやり直すんだ。あんな事件を起こした俺でもやり直せる。俺の愛する人が教えてくれた。ただ精一杯そこに咲いていた彼女。人間の価値をはかるメジャーはどこにも、どこにもないってことさ!頭の出来や体の出来で簡単にはかろうとする社会があるならその社会を拒絶しろ!俺達を比べる、すべての奴らを黙らせろ!お前ら、お前ら自分は無力だとシラける気か?矛盾を感じて、怒りを感じて、言葉に出してノーって言いたい時、俺は俺のダチはみんな一緒に付き合うぜ。」

 ヒロは自分が父親に出来のいい兄と比べられたのと同じように自分も無意識に自分と知的障がいをもつデクを比べていた。このヒロの訴えは4分にも及ぶ。聴衆とのカットバックがあるとはいえ主人公一人語りである。

 このような「演説」は野島伸司作品に多々見られる。登場人物に野島伸司が憑依して語りだす。テレビドラマとは思えない、詩的でまるで戯曲の台詞のようなこの「演説」がその作品でもっとも野島伸司が述べたい主張であるのだ。「演説」はドラマ終盤、もしくは最終回に行われることが通例であるが、『理想の息子』は第一話に存在する。『理想の息子』の主題は「母親と子供」であり、母親という存在を「子供の根っこ」と表現している。(注1)第一話に結論ともいえる主張を持ってきた以外にもこの作品は例外が多い。野島伸司の作品には語り部が存在し、主人公の「心優しくて、脆い、普通の少年」がナレーションを用いて心情吐露をする。『未成年』ではヒロ(いしだ壱成)が、『49』では暖(佐藤勝利)が、『人間・失格』では死んだ誠(堂本剛)の残した手紙を森田先生(桜井幸子)が読み上げるという間接的な形ではあるが彼の心の声である。しかし『理想の息子』の心情吐露は母の海(鈴木京香)であり、主人公の大地(山田涼介)の心情吐露はない。そもそもこの主人公の大地は葛藤が浅い。まっすぐで人を傷つけることなく自己主張ができ、優しくて強い。なぜなら大地には母親に絶対的に愛されていているという大きな自信があり、自身も母親を愛している。そのため大地は野島伸司の「心優しくて、脆い少年」像と少々異なる。それが当てはまるのはどちらかというと母親の言いなりになり卑屈で意気地なしの友人、小林(中島裕翔)である。小林は大地と比較され、母親にまで「大地くんのような息子が欲しかった」と言われる。大地が感情的でヒステリーぎみな母親や問題行動の多い学校の友人に振り回されてストーリーは展開するが、最終話目前の9話において事態は一変する。大地と比べられ続けたことによる嫉妬と劣等感を募らせた小林に裏切られたうえ、最愛の母親が再婚を決める。「学校」と「家庭」の2つの居場所を奪われた大地は壊れる。自分の軸であった母親を失った大地は「心優しくて、脆い少年」である。裏切られてもなお小林を庇う大地の心情吐露を主題歌が補う。この作品のメインキャストにはジャニーズ事務所のタレントが3名出演している。従って、ドラマと平行してジャニーズタレントが歌う主題歌も推していかなければならず、ドラマの見せ場では主題歌を流す。そしてこのドラマの主題歌、『SUPER DELICATE(注2)野島伸司が作詞を担当しているのである。いままでエンディングで流されていたこの曲が挿入歌として流れ、大地の心情とシンクロするのである。


(注1)

【理想の息子 第1話】

 マザコンであると先輩たちに馬鹿にされているときの大地の演説。

〈大地〉

「赤ちゃんひねり出すのはスイカが鼻から出るほど痛いらしい。何が気に入らねえのか 一時間に最低一回は泣き叫ばれて、毎日、睡眠不足でノイローゼにもなりかかる。終始だっこで腱鞘炎さ。だけど評価なんてしてもらえない。妊娠は病気じゃない。「子育てなんて 誰でもしてきたことなんだから」って。まるで報われないのに必死でがんばって不安と希望に揺れながら子供のために真っ暗な土の中で根を伸ばす根っこさ。そう 母ちゃんは俺たちの根っこなんだ。母ちゃんは根っこだ。俺の根っこなんだ。テメエの根っこ嫌って、人生、花なんて咲くもんかよ!俺はマザコンじゃねえ。ただ母ちゃんが好きなだけさ。何発殴られようが世界中に叫んでやるよ。俺は母ちゃんが大好きなんだよ!このやろう!!!」

 

 

(注2)

SUPER DELICATE

 Hey!Say!JUMP 作詞:野島伸司 作曲:加藤裕介

ああ僕には

君にしか見せられない顔がある

 

他人の前では空気を読んで 作り笑いを続けている

もっと頑張れと言われたら 素直に頷いたりもする

 

子供の頃は知らなかった 自分がこんなに臆病だなんて

泣きたいよ 泣けないよ この胸がはりさけそうさ

 

君にしか見せられない顔がある

君にしか見せられない顔がある

大丈夫と微笑ってくれた

ああ僕には

君にしか見せられない顔がある

 

大人になると学習をして 偶然なんかに頼らない

だけどもしかしたらそれは 奇跡だったりしないだろうか

 

不思議な力が湧いてくる 君が勇気をくれたんだね

愛してる 愛してるんだ この胸が張り裂けそうさ

 

君にしか見せられない顔がある

僕にしか見せられない顔がある?

いつまでも いつまでも手を繋いでいた

ああ僕には

君にしか見せられない顔がある

 

子供の頃は知らなかった 自分がこんなに臆病だなんて

泣きたいよ 泣けないよ この胸がはりさけそうさ

 

君にしか見せられない顔がある

君にしか見せられない顔がある

大丈夫と微笑ってくれた

ああ僕には

君にしか見せられない顔がある

 


 『理想の息子』を含め、近年の作品は90年代の社会派不幸ドラマとは対照的にコメディー要素が多い。これは何を意味しているのだろうか。社会派不幸ドラマと呼ばれた『人間・失格』や『未成年』も終始シリアスなシーンというわけではない。主人公達は仲間と和気あいあいと過ごし、ふざけ合う。辛い出来事があっても気丈に振る舞う。しかし、破滅的で退廃的なエンディングを迎える。一方『理想の息子』や『49』、などの作品は最終的に日常に戻る。多少の変化があっても彼らの生活は変わらない。少年達の成長を描く。これは近年のテレビドラマ作品の全体的な特色でもある。そしてコメディー要素が高まるとシリアスなシーンがより際立つ。光が明るいほど、闇は暗い。『明日ママがいない』(2014 / 日本テレビ)でもその構成と演出が用いられている。辛くて悲しい現実に気丈に振る舞う、不自然なほどにはしゃぎ気を紛らわす様子をコメディータッチで描き、それがかえって辛くて悲しい現実をより濃くする。

 また、近年の作品では自己肯定ができない少女や女性に向けてのメッセージ性が高まっている。要因はジャニーズタレントの起用が挙げられる。ジャニーズタレントが必ず出演する日本テレビの深夜ドラマ枠で放送された『49』は野島伸司からジャニーズファンの少女や女性へのラブレターであった。ヒロインのサチ(山本舞香)は自分に自信がなくどうせわたしなんかという態度で大きな諦めをもっている。ジャニーズにはまる女性の多くはどこか現実的な恋愛やものごとに大きな諦めをもっているのだ。白馬の王子様は存在しないと理解しつつも、どこかで白馬の王子を待っている。幼女期に見た叶わぬ夢を諦め、ジャニーズという世界に逃避している。イミテーションなのである。それは女児アニメの魔法のステッキの玩具のように、本当は魔法は使えないプラスチックの偽物だ。それを案じているかのようにジャニーズのコンサートのペンライトは女児アニメの魔法のステッキのような形状である。『49』最終話のクライマックス、暖(佐藤勝利)に移った死んだ父親の魂とサチ(山本舞香)との別れのシーン、別れを渋るサチに暖は言う。「サイコーだな、こんな年でこんな若くてカワイイ子にそういってもらえるなんて。」自分は可愛くないと言うサチも対して暖は「鏡、ちゃんと見ろ。おまえはきれいだ。大人になったらもっときれいになる。」と答える。現実から逃避している少女や女性のじめじめとした自己否定に野島伸司は優しく語りかけている。

 野島伸司の作品は一貫して、自己肯定を促しているのである。生きているって素晴らしい。人は誰しも計れない、比べることのできない同じ価値がある。自分と同じように人の命は大切である。自分を大切にできなければ、人を大切にすることはできない。『人間・失格〜もしぼくが死んだら』の最終回での森田先生の演説(注3)に答えはある。自分自身を受け入れることができてこそ他人を受け入れることができる。時代や作風が変われどこの主張をさまざまなモチーフを用いながら、野島伸司20年間もの間変わらず主張してきたのである。



 (注3)

人間・失格〜もしぼくが死んだら 最終回】

 全校集会においての野田先生の演説。

〈野田先生〉

大場誠くんを殺したのはここにいるみんなです。

私も含めて直接いじめに関わった人、からかうようにたきつけた人、見て見ぬ振りをした人、知らなかった人、ここにいるすべての人が大場くんを殺したんです。あなたたちには実感がないんです。生きてる実感がきっとないんです。何か大きなものに流されて、自分が何なのか分からないでいるんです。人間なのか、自分の体の中に何色の血液が流れているのか、傷けると痛みを感じるのか、それが分からないあなたたちは友達の体から血が流れて、

苦痛に顔を歪めて、孤独や絶望で表情を失ってくのを見てほっとするんです。友達を傷つけることで生きてる実感を感じようとするんです。勘違いしないでください。友達にいくら赤い血が流れていても、涙が溢れていても、それはあなた達自身じゃない。

あなたたちは人間だとは言えません。みんなは生まれたことだけでもうとても素晴らしいことなの。生きてることだけで素晴らしいことなの。自分自身の存在に早く自分自身で気づいて。素晴らしい自分の命と同じように友達の命も素晴らしいことに気づいて。

自分を愛するように友達も愛して。

 

 

(参考資料)

【明日ママがいない 第6話】

施設職員のポストが問題を起こし、そのことに関して憶測で追い出そうとするこどもたちに対しての施設長魔王(三上博史)の演説

〈魔王〉

持っている枕をその胸に抱きなさい。

おまえたちは何に怯えている?おまえたちは世間から白い目で見られたくない、そういうふうに怯えているのか?だから、そうなる原因になるかもしれないあいつを排除する、そういうことなんだな。だがそれは表面的な考え方じゃないのか。もう一度この状況を胸にいれて考えることをしなさい。おまえたち自身の知るあいつは本当にそうなのか?乱暴者でひどい人間か?そんなふうにおまえたちはあいつから一度でもそういう行為や圧力を受けたことがあるのか?ならばなぜかばおうとしない。世の中がそういう目で見るならば世の中に向けてあいつはそんな人間じゃないってなぜ戦おうとしない。あなたたちはあの人のことを知らないんだってひとりひとり目を見て伝えようとそう戦おうとなぜ思わない。

臭いものに蓋をして自分とは関係ない、それで終わらせるつもりか?大人ならわかる、大人の中には価値観が固定され、自分の受け入れられないものを全て否定し、自分が正しいと声を荒げて攻撃してくるものもいる。それは、胸にクッションを持たないからだ。わかるか?そんな大人になったらおしまいだぞ。話し合いすらできない、モンスターになる。だがおまえたちはこどもだ、まだ間に合うんだ。

一度心に受け止めるクッションを、情緒を持ちなさい。

この世界には残念だが、目を背けたくなるようなひどい事件や、辛い出来事が実際に起こる。だがそれを、自分とは関係ない、関わりたくないとシャッターを閉めてはいけない。歯を食いしばって、一度心に受け止め、なにがひどいのか、なにが悲しいのか、なぜこんなことになってしまうのかそう考えることが必要なんだ。おまえたちはかわいそうか?ほんとうにそうか?両親がいても、毎日のように言い争いをしているその氷のような世界にいるこどもたちはどうだ?両親がそろっているくせにと、冷たく突き放すのか?もっとつらい子もたくさんいる。誰かに話したくても言えない子だっている。それでもおまえたちは、世界で一番、自分がかわいそうだと思いたいのか?そうだ、違うだろ、うんざりだろ。上から目線でかわいそうだなんて思われることに。何が分かるってんだ、冗談じゃない。かわいそうだと思う奴こそがかわいそうなんだ。

つまらん偽善者になるな。

つまらん大人になるな。

つまらん人間になるな。

あおえたちがつらい境遇にあるというならその分、人の痛みが分かるんじゃないのか?さみしいとき、そばに寄り添って欲しい、自分がそうしてほしいことをなぜしようとしない。

おまえたちが心にクッションが持てないと言うのなら、これからたとえどんな条件のいい里親がきたとしても、実の親がもう一度迎えに来たとしても、俺はこの家からおまえたちを出さんぞ!絶対に出さん!これがあいつのノートだ、おまえたちひとりひとりのことが書いてある。アレルギーのこと、何が好物で何が嫌いか、大切にしているものは何か、誕生日はいつか、そしてどんな子どもか。ひとりひとり手にとってそれを見なさい。それでもあいつを追い出したいと思うならそれでもかまわない。あいつは黙って出て行くだろう。いいか、最後にもう一度いうぞ。一度、心に受けとめるクッションをその胸に持ちなさい。世界に存在するあらゆる汚れや醜さに目を背けず一度、受け止めてみなさい。それができる人間は一方でこの世界の美しさ、愛おしさを知ることができるだろう。

おまえたちは傷つけられたんじゃない、磨かれたんだ。


『お兄ちゃん、ガチャ』と乙女の沼

 

 「沼」。それは好きで好きでハマって抜け出せないことを意味するオタク用語である。金銭と時間をつぎ込み、人生を捧げるてしまう趣味を、底がなく、ずぶずぶと沈んでしまう沼に例えた表現である。現在放送中のテレビドラマ『お兄ちゃん、ガチャ』(2015/日本テレビ)ではその「沼」にハマり、「沼」に救いを求める女性が暗喩表現されている。

 『お兄ちゃん、ガチャ』が放送されている日本テレビの土曜深夜枠(注1)は『私立バカレア高校』(2012)以来、ジャニーズタレントを主演とした作品を放送してきた。12作品目となる本作は7作品目の『49』(2013)と同様、野島伸司が脚本を務めている。12作品続いてきたこのドラマ枠でも『お兄ちゃん、ガチャ』は異色である。1作品目の『私立バカレア高校』でジャニーズJr.とAKB48のグループ単位での共演が話題になったように、この枠での多くのドラマはジャニーズタレントとAKB48乃木坂46といった女性アイドルや若手女優と共演することが多い。また、作品の内容も『スプラウト』(2012)や『Piece』(2012)のような少女マンガのラブストーリー、『BAD BOYS J』(2013)や『仮面ティーチャー』(2013)といった少年マンガの不良もの、オリジナル作品においても『私立バカレア高校』(2012)や『49』(2014)のように学園もの青春ものが主である。つまり、現実世界を舞台にしている。

  『お兄ちゃん、ガチャ』はタイトルの通り、ガチャガチャでお兄ちゃんを引き当てる話である。小学生の少女・ミコ(鈴木梨央)は自由奔放な母に家事全般を任され、冷たい姉や凶暴な弟と手のかかる妹との生活にうんざりしていた。そんな冴えない現実を打破するため、ゲームセンターのお兄ちゃんガチャを試してみる。お兄ちゃんガチャは引くのに一回500コイン。契約するまでのキープは週1000コイン。最終的にひとりのお兄ちゃんと契約することができる。ガチャガチャのカプセルに入っている入浴剤のようなものを、一晩浴槽につけるとお兄ちゃんになる。お兄ちゃんはランク付けされており、ほとんどは外れのワッキー(ペナルティー)か田中(アンガールズ)であるが、AランクやSランクといったかっこよくて、優しくて、能力の高いお兄ちゃんがいる。自分の好みではないお兄ちゃんを引いた際や、契約をしないときは返品ができる。お兄ちゃんはピンクのボックスに入れられ、煙を浴びせられると跡形もなく消える。ミコが初めて引いたガチャはSランクのお兄ちゃんトイ(岸優太)であったがミコのお兄ちゃんになりたくないと言い出す。そして、トイはミコにぴったりのお兄ちゃんを探してくれることになる。

 映像は「メルヘン」で「ファンタジー」である。現実世界とは大きく異なるレトロでポップなビジュアルの世界で、セットやCGを駆使し、かわいらしい世界観を作り出している。また、車が突っ込んできたり、アクションのように映像化するのにお金や手間のかかる演出をイラストや効果音を用いて表現しており、低予算の深夜ドラマを逆手にとっている。ミコと同じバレエ教室に通うお嬢様、蛇崩ナツコ(木内舞留)のキープしている5人のAランクお兄ちゃんたち、通称お兄ちゃんズが劇中突然歌い踊り出すミュージカル的な演出が行われており、深夜ドラマのヌーベルヴァーグといっても過言ではないセンセーショナルな作風である。

 ビジュアルはゲームセンターの「ガチャポン」であるが、オンラインゲームの「ガチャ」の要素も含まれている。何が出るか分からず自分の納得いくものが出るまで引いてしまう、金銭をつぎ込むという点で「沼」を彷彿とさせる。またお兄ちゃんは返品することができ、消費される少年たち、つまりアイドルであるジャニーズを指し示している。ナツコは第2話にて「彼氏も夫も所詮は他人だけど、お兄ちゃんは永遠で不変。大人は汚い。(注2)わたしはピュアでプラトニックでいたい。」と言う。お兄ちゃんは永遠、それはどんなに我儘を言ってもどんなに自分をさらけ出しても受け入れてくれる、お兄ちゃんに嫌われることはないという解釈ができる。お兄ちゃんとはセックスをしない、性的な目で見られることのない存在、ピュアでプラトニックだ。第1話において家族とうまくいかないミコは「非日常の世界、ファンタジーを自由に泳いでみたい!」と泣きながら訴える。日常に疲れ果て、現実の男性に苦手意識もしくは嫌悪を感じる女性たちの非日常のファンタジー、それは「沼」である。ジャニーズなどのアイドルやヴィジュアル系バンド、アニメやBL、テニミュ(注3)など二次元作品の舞台化ミュージカル、フィギュアスケート、宝塚に至るまで「沼」は女子の非日常、ファンタジーの世界である。

 このドラマ枠の全作品の主演がジャニーズであることから視聴者ターゲットは絞られている。つまりリアルに絶望し、「沼」にハマっている女子たちである。女性アイドルや若手女優ではなく、性的対象とならない子役がヒロインであるのもファン心理に優しい。ガチャで引かれたお兄ちゃんたちは妹に気に入られようと必死に一生懸命尽くしてくれるが、ミコの引いたトイは違う。ミコにだけ優しくないのである。野島伸司はトイに女子を沼から救う鍵を託しているように思う。(2043字)

 

(注釈1)

土曜深夜(日曜未明)0:50〜1:20

私立バカレア高校 (2012年4月〜6月)

 主演:森本慎太郎 島崎遥香

スプラウト (2012年7月〜9月)

 主演:知念侑李 森川葵

・Piece (2012年10月〜12月)

 主演:中山優馬 本田翼

・診療中 (2013年1月〜3月)

 主演:稲垣吾郎

BAD BOYS J  (2013年4月〜6月)

 主演:中島健人 橋本奈々未

・仮面ティーチャー (2013年7月〜9月)

 主演:藤ヶ谷太輔 大政絢

・49 (2013年10月〜12月)

 主演:佐藤勝利 山本舞香

・SHARK  (2014年1月〜3月)

 主演:平野紫耀 山下リオ

・SHARK〜2nd Season〜 (2014年4月〜6月)

 主演:重岡大毅

近キョリ恋愛〜Season Zero〜 (2014年7月〜9月)

 主演:阿部顕嵐 石原杏奈

・平成舞祭組男 (2014年10月〜12月)

 主演:舞祭組

・お兄ちゃん、ガチャ (2015年1月〜)

 主演:鈴木梨央 岸優太

 

(注釈2)

「大人は汚い」という表現は野島伸司作品の『49』でも用いられている。

 

(注釈3)

ミュージカル『テニスの王子様』の略称。イケメン若手俳優たちが2次元キャラクターを演じる2.5次元ミュージカルの元祖。